アーバン工芸のブログ

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私たちを魅了してやまない上質レザーならではの美しい光沢としなやかな手触り…。世界中で愛されている名門レザーブランドの歴史や豆知識をご紹介します。

1:エッティンガー《イギリスの御三家》

英国王室御用達のエッティンガーは、イギリスの御三家の中では最も格が高いブランドだと言えるでしょう。スーツに似合うスタイリッシュなデザインと品の良さで、芸能人や政治家などに多くの愛用者がいます。ナチュラルタンニンでなめした堅牢なブライドルレザーを熟練の職人が限りなく薄く削ぎ、2つ折りにしてもポケットにスッキリ収まるように仕上げた財布やキーケースが人気です。財布の内と外で色が違うコンビネーションカラーは、エッティンガーが最初に始めたと言われています。耐久性に富み、使うほどに味わいが増すブライドルレザーシリーズ、柔らかくキメの細かい子牛の革を使ったカーフレザーシリーズともに高い人気を誇っています。

2:グレンロイヤル《イギリスの御三家》

グレンロイヤルは、スコットランドに拠点を置くレザーブランドです。耐久性に優れた高品質のブライドルレザーを主素材に、財布やバッグ、キーケースなど様々なレザーアイテムを手掛けています。イギリスの御三家の中では最も新しいブランドですが、カラーバリエーションが豊富なので、好みの色を選ぶ楽しみが味わえます。グレンロイヤルのベストセラーは、小銭入れ付きのマネークリップです。ミニマムなデザインと抜群の機能性を兼ね備えたアイテムは、キャッシュレス時代に最低限の現金をスマートに持ち歩きたい方にオススメです。

3:ホワイトハウスコックス《イギリスの御三家》

イギリスの御三家の中で最も長い歴史を持つブランドがホワイトハウスコックスです。1875年の創業以来、英国伝統のブライドルレザーを使用し、ベルトやバッグ、財布などを伝統的な製法で作り続けてきました。創業当時は乗馬用の鞍や手綱などを製造していましたが、自動車の普及により需要が激減。ペット用の首輪からバッグ、レザー小物などを展開するようになりました。オンオフを問わず使いやすいカジュアルなデザインで日本でも人気を集めてきましたが、後継者がいないことから2022年度末に事業廃止となり、147年の歴史に幕を閉じました。

4:イルビゾンテ《革好きにファン多数》

イルビゾンテは、イタリア発のレザーブランドです。トスカーナ地方の伝統的なベジタブルタンニンなめしを経たレザーを、フィレンツェの職人が愛情込めて仕上げています。バッファローのロゴが印象的。創業者、ワニー氏の『雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日に当たり、あなたが焼ければ、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです』という言葉通り、日々愛用し、一緒に時を刻むことで変化していく色や光沢、日焼けや傷さえも楽しみたいと思えるアイテムが揃っています。イタリアンレザーならではの発色の良さとディテールにまで拘った美しいデザインが魅力です。

5:ボッテガ・ヴェネタ《イントレチャートが人気》

ボッテガ・ヴェネタは、セレブにも愛用者が多いイタリアを代表する高級ブランドです。ブランド名はイタリア語でヴェネトの工房という意味。ヴェネト地方で熟練の革職人を集め、ハンドメイドでレザーグッズ製作を始めたことから付けられた名前です。柔らかなレザーをひも状にし、伝統的な技術を駆使してメッシュ状に編み込んだ「イントレチャート」はブランドのアイコン的存在です。ボッテガ・ヴェネタのレザーは、美しい光沢となめらかな手触りでシルクのようと評されるほど。ソフトレザーを使ったイントレチャートのバッグは、ボディーラインに優しくフィットし、上質なレザーアイテムならではの気品に溢れています。

監修者情報

監修者情報

内海 公翔(うつみ こうしょう) アーバン工芸株式会社 代表取締役

1953年創業のアーバン工芸株式会社。
香川県東かがわ市で革手袋製造企業として事業をスタートし、現在はレディース向けレザーバッグのOEMを中心に日々製造を行っております。
材料仕入れから製造、検品出荷までを一貫して行える生産体制、設備を保有しており、若手からベテラン職人までバランス良く在籍している会社です。
お客様のご要望を叶えるため、そしてこの場所でものづくりを続けていくため、これからも新しいアイデアで挑戦し続ける会社でありたいと思います。