アーバン工芸の
生産体制と設備のご紹介production
香川県東かがわ市の「アーバン工芸株式会社」では、熟練のスタッフと充実した設備による一貫した国内生産体制で、
革製品(鞄・バッグ・小物類)を製作しています。ここでは、当社のものづくり精神や行動規範をご紹介するほか、
革製品の生産体制についてご説明します。
アーバン工芸では革製品の企画・デザイン・製作・出荷まで、一貫して手がけています。
オリジナルの革製カバン・バッグ・小物類をOEM・ODMで製作したい方は、どうぞお気軽にご相談ください。
アーバン工芸の生産体制について
サンプル製作(パタンナー)
お打ち合わせでお客様の製品イメージを共有していただきます。それを踏まえて、デザイン、構造、質感などの調和が取れたサンプルを製作し、ご提案いたします。
場合によっては複数回のサンプル製作とお打ち合わせを通じて、お客様にご納得いただいた後に本生産へと進みます。
本体裁断
裁断後の加工を考慮したうえで、お客様からご依頼いただいた仕様と素材の特徴に合わせて、適切に裁断します。知識と経験が豊富なスタッフが担当し、パーツごとに作られた金型で裁断を行います。革であればシボの入り方や傷等に、生地であれば織り目の方向に注意しながら裁断を行います。
革漉き
縫い合わせを行う箇所や、革を折り返す箇所を部分的に薄くしてあげることで、美しいフォルムに仕上げることが可能となります。0.1mm単位の調整が必要となる、革製品では欠かせることのできない工程です。場合によっては革パーツごと薄くすることができる、バンドマシンも活用します。
製品の仕上がり・強度・耐久性を考慮して、職人の技術力で天然素材である革を均一に漉いてきます。
裏地裁断
バッグの内装生地を裁断する部門です。
コットンやナイロンをはじめ、様々な種類や色の在庫を保有しているため、製品に適した裏生地のご提案が可能です。
芯裁断
レザーバッグや革小物の、補強や形を整えるなどの目的で使用する芯材を裁断する部門です。当社では様々な芯材を在庫として保有しており、お客様の求める形に近づけるために適正な芯材を活用いたします。
縫製
高性能の工業用ミシンと職人の手技による縫製を行います。
バッグや革小物の形に応じて様々なミシンを使い分け、お客様のご要望に合った製品となるよう、細部まで丁寧な縫製を行います。部分的にはパターン入力で自動的に縫製をしてくれるコンピュータミシンも活用します。
組立て
途中工程の手作業を行う部門です。
組立て部門では、革や生地の折返しや貼り合わせなど、縫製前の形づくりを行います。
組立てと縫製を繰り返すことで、少しずつパーツが仕上がり、バッグや革小物が完成します。
金具
金具の発注から管理、取り付けまでを行う部門です。
バッグの途中工程や、仕上がったバッグに金具を取り付けていきます。
良く使われる金具は常に在庫として保有しているため、サンプルによっては当社在庫から使用することでスムーズに制作できる場合もあります。
検品・出荷
完成した製品は専門スタッフによる検品作業を経て、不備がないことを確認します。その後、アンコ(詰め物)をバッグに入れて形を整え、お客様によっては専用の下札を付け、袋詰めや箱詰めを行い、ダンボールでご指定のお届け先までお送りいたします。
ご希望がありましたら、第三者の検品作業の手配も対応しております。
アーバン工芸の設備について
平ミシン(15台) | 腕ミシン(2台) | グログラン用総合送り腕ミシン (1台) |
0番糸用ミシン(1台) |
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ロングポストミシン(1台) | ショートポストミシン(1台) | コンピュータミシン(2台) | 油圧式クリッカー(7台) |
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荒裁ち用カッター(2台) | バンドマシン(1台) | ミシン式漉き機(3台) |
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糊付け機(3台) | エアー式箔押し機(1台) | スチームアイロン(1台) |
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