鞄の基礎知識-鞄の種類について解説します blog
ちょっとしたお出かけから通勤・通学、旅行まで、様々なシーンに欠かせないバッグ。TPOやコーディネートに合わせて上手に使い分けられたら素敵ですよね。ここでは様々なバッグの種類や用途、名前の由来などをご紹介します。
普段使いにぴったりのバッグ
・ショルダーバッグ…ショルダーとは英語で肩という意味。ショルダーバッグは肩掛けのバッグのことです。カジュアルな印象がありますが、レザー素材を使ったバッグには高級感があり、きれい目のコーデにもフィットします。
・ポシェット…ポシェットはフランス語で小さなポケットという意味。長いショルダーストラップの付いた女性用の小ぶりなバッグのことです。フラップの付いたものや、マチのあるものなどデザインのバリエーションも豊富です。
・サコッシュ…サコッシュは、フランス語で鞄や袋という意味。自転車のロードレース中に補給品を渡すために使われたのが始まりです。マチがなく、必要最低限のものを持ち運ぶのに最適な小型のバッグです。男性に人気があります。
・セカンドバッグ…セカンドバッグは、2番目のバッグという和製英語。元々は大型バッグの中に入れて補助的に使うものでした。現在では手に抱えて持ち歩く小型のバッグをセカンドバッグと呼んでいます。
・トートバッグ…トートとは英語で運ぶ、背負うの意味。元々は氷を運ぶためにアメリカで作られた頑丈なバッグが始まりと言われています。広めにマチを取ったキャンバス地の手提げバッグが一般的ですが、持ち手が長く肩掛けのできるタイプもあります。可愛い見た目と抜群の収納力が魅力です。
・ボディーバッグ…たすき掛けにしたり、片方の肩に掛けたりして使う縦長または横長のコンパクトなバッグのことです。ボディーラインにフィットするので動きやすく、タウンユースはもちろん、アウトドアにも最適です。男性に人気があります。
・ウエストポーチ…腰の位置で身に着けるベルトと一体になったコンパクトなバッグです。両手が空くので、ランニングやウォーキング、アウトドアシーンにぴったり。旅先でサブバッグとして使うのもオススメです。
パーティーやイベントにオススメのバッグ
・クラッチバック…クラッチは英語で掴む、握るの意味。ショルダーストラップや持ち手がついていない小さめのバッグのことです。元々はパーティーに出席する女性のために作られたバッグですが、近年では男性にも人気が出ています。
・ハンドバッグ…持ち手(ハンドル)のついた主に女性用のコンパクトなバッグのことです。上品な見た目で昔から根強い人気があり、ハイブランドからも多くの定番商品が発売されています。冠婚葬祭やフォーマルシーンに欠かせないアイテムです。
通勤・通学に最適なバッグ
・バックパック(リュックサック)…荷物をたっぷり収納できるバックパックは、アウトドアシーンだけでなく通学やジム用バッグとしても大活躍。女性にも男性にも高い人気を誇っています。近年ではスーツにも馴染むスタイリッシュなバックパックが発売され、通勤に使うビジネスマンも増えています。
・ブリーフケース…ブリーフケースはビジネスシーンに最適な薄いスクエアフォルムのバッグです。元々は弁護士が訴訟用の書類(ブリーフ)を持ち運ぶために使っていたバッグが由来だと言われています。近年は手持ち・肩掛け・リュックと3通りの使い方ができる便利な3Wayタイプも発売されています。
旅行や出張などに
・ボストンバッグ…ボストン大学の学生が使っていたことが由来のトラベル用の手提げバッグのことです。幅広のマチでたくさんの荷物が収納でき、開口部が広く荷物の出し入れが楽にできます。ショルダーベルトが付いたものも人気です。素材やデザインを選べば、出張などビジネスシーンにも使えます。
監修者情報
内海 公翔(うつみ こうしょう) アーバン工芸株式会社 代表取締役
1953年創業のアーバン工芸株式会社。
香川県東かがわ市で革手袋製造企業として事業をスタートし、現在はレディース向けレザーバッグのOEMを中心に日々製造を行っております。
材料仕入れから製造、検品出荷までを一貫して行える生産体制、設備を保有しており、若手からベテラン職人までバランス良く在籍している会社です。
お客様のご要望を叶えるため、そしてこの場所でものづくりを続けていくため、これからも新しいアイデアで挑戦し続ける会社でありたいと思います。