アーバン工芸のブログ

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アーバン工芸は、主に法人様向けに革製品製造のプロフェッショナルとしてOEM製造委託を承っています。
OEMとは、「Original Equipment Manufacturer」の頭文字を取ったもので、製品の製造を他社に委託すること。日本語では、「オリジナル製品の製造業者」という意味です。今回は、法人のお客様がどのような場合にOEMを依頼しているのかをご紹介します。

OEMを依頼する背景

OEMでオリジナルバッグを依頼するシチュエーションは多岐にわたりますが、ここでは、一般的な3つのパターンを説明してきます。

1.オリジナルデザインのバッグを希望する場合

バッグや革小物を使用していて、「こんな色があれば」「ここに収納があったら」などと感じたことはありませんか?OEMでは、バッグに使用する革の種類から、色、形まで自由に設計するため、欲しいイメージをそのまま形にすることができます。OEMによって世界に1つのオリジナルバッグが手に入ります。

2.生産の効率向上とコスト最適化

OEMを依頼する主な理由の一つは、生産の効率向上とコストの最適化です。外部のOEMパートナーに生産を委託することで、バッグブランドは大規模な製造設備やスキルの向上に必要な投資を最小限に抑えつつ、需要に応じて柔軟に生産能力を調整できます。また、ブランド事業者はデザインやマーケティングなどのメイン事業により多くのリソースを集中させることができます。

3.市場への素早い対応

ブランド事業者は市場の変化に迅速に対応し、競争力を高めるためにOEMを利用します。トレンドの移り変わりに対してもOEMパートナーに依頼を行うことで、スピーディーな市場投入を可能にし、需要の高まりに対応することができます。同時に、既存の製品ラインを拡充する際にもOEMは効果的であり、新製品の導入を容易にします。

OEMでのバッグや革小物製作は、希望のデザインに合わせて思い通りのバッグを形にできる点が魅力。ブランドの独自性や市場対応力を向上させるために、ぜひOEMをご検討ください。

 

監修者情報

監修者情報

内海 公翔(うつみ こうしょう) アーバン工芸株式会社 代表取締役

1953年創業のアーバン工芸株式会社。
香川県東かがわ市で革手袋製造企業として事業をスタートし、現在はレディース向けレザーバッグのOEMを中心に日々製造を行っております。
材料仕入れから製造、検品出荷までを一貫して行える生産体制、設備を保有しており、若手からベテラン職人までバランス良く在籍している会社です。
お客様のご要望を叶えるため、そしてこの場所でものづくりを続けていくため、これからも新しいアイデアで挑戦し続ける会社でありたいと思います。