アーバン工芸の経営理念

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香川県東かがわ市の「アーバン工芸株式会社」は、1953年(昭和28年)に革手袋製造の「内海平八郎商店」として創業しました。
昭和・平成・令和と時代が移りゆくなか、革製品の製造を通して当社は、
多くのお客様や取引先様、関係者の皆様とのご縁に恵まれました。
これからも皆様と一緒に、未来を歩んでいく企業でありたいと願っています。ここでは、
お客様や関係者の皆様へ、当社が今後も大切にしていきたい想いや経営理念をご紹介します。

アーバン工芸の創業の精神と経営理念

アーバン工芸の創業の精神と経営理念

アーバン工芸の創業者である内海平八郎氏の想いや人となりについて、当時のアーバン工芸はどのような会社だったのか、元専務である創業者の弟 内海小五郎氏にお話を聞くことができました。

平八郎氏がアイデアマンであったこと、時代に合わせて主力製品が変わってきたこと、今日のように手編みなどの手仕事を大切にしていたこと、地域の人々に対してとにかく優しかったこと――、小五郎氏は熱く語ってくださいました。

古き良きものを残しながら、常に時代に合わせた「新しいアイデア」で変わり続けてきたからこそ、今のアーバン工芸があります。そして、平八郎氏が大切にしていた、周りの人々への感謝の気持ちや、手仕事によって表現される「あたたかさ」――。これらを大切にしてきたからこそ、今もなお、アーバン工芸は関係者の皆様と良い信頼関係を築くことができ、必要とされ続けています。今後もアーバン工芸がもっとも大切にすべき言葉になるでしょう。

昔ながらの手法や感性を大切にしながらも、創業者のように常に新しいアイデアで、人々をもっともっと笑顔にしたい、アーバン工芸ならそれができると確信しています。

経営理念

心と手は、あたたかく。
アイデアは、あたらしく。
私たちは、ものづくりを通して成長し、
人々の幸福に貢献します。

「アーバン」とは、都会的であることを意味します。

私たちは、古き良きところは残しながら、”新しいアイデアと飽くなき挑戦心で、
より洗練されたものづくり、企業を目指していきます。

「工芸」とは、手を用いて作られた芸術的な実用品、またその技術を意味します。

私たちは、仲間や持つ人を想いながら”あたたかい心と手でものづくりを行い、その技術を継承していきます。「あたたかさと、新しさ」を大切にしたものづくりを通して私たちは成長し、自分自身を含めた人々の幸福を実現していきます。

アーバン工芸の存在理由

企業は社会に必要とされ、それぞれの形で社会に貢献するために存在しています。
では、私たちアーバン工芸にはどんな社会貢献ができるのか――。

その答えは、経営理念にもある「ものづくりを通して人々の幸福に貢献する」ことだと考えます。

現在の主力製品であるバッグは、人々の幸福を実現する手段の一つ。アーバン工芸の製品を持つことで、お客様がワクワクしたり、ときめいたり、自慢したくなったり……。私たちは、単にバッグを製造して卸すだけの会社ではなく、人々の心を動かすものを作りながら、私たち自身も成長をし、幸福を感じられる存在となる必要があります。当社に関わるすべての人々の幸福につながっていくことが、私たちの貢献であり存在価値となるのです。

グローバルビジネスが加熱する昨今、海外製よりも日本製、当社の製品を選んでいただけるよう、アーバン工芸は「ものづくりを通して人々の幸福に貢献する」会社を目指してまいります。

アーバン工芸のものづくり精神

アーバン工芸のものづくり精神

「こうすれば、もっと使いやすくなるのでは?」
「こうすれば、もっときれいに仕上がるのでは?」
「こうすれば、もっと次の工程の人が作業しやすくなるのでは?」

アーバン工芸のものづくりの現場では、あらゆる場面で「もっと」を追求しています。良いと判断したものであれば、製法や工程の改良だけでなく、会社の仕組みそのものを新しくすることもあるほどです。

ただ製品を作るのではなく、お客様に製品を使っていただくシーンや、お客様の笑顔を想像しながら製造業務に取り組むこと、それこそが、アーバン工芸のものづくりの精神です。そして、このものづくりの精神は、お客様の幸せの実現だけでなく、自社の発展やスタッフの笑顔につながっていくものでもあるのです。

「あたたかさ」と「あたらしさ」を育む会社であるために

「あたたかさ」と「あたらしさ」を育む会社であるために

アーバン工芸が、スタッフ全員に大切にしてもらいたいと考えるもの、それが企業理念にもある”「あたたかさ」と「あたらしさ」を生み出す人間力”です。

企業は多くの人々の幸福に貢献し、その結果として対価(利益)を得ることができます。その対価をもって、社員の皆さんの生活をより豊かにし、企業自身がさらなる高みを目指して頑張れるよう投資することができるのです。

継続的なお取引には、古くからのお付き合いがあるお客様であっても、新規のお客様であっても、いずれも信頼関係を築き上げることが大切です。製品の品質や納品管理でお客様のご要望にお応えするのはもちろんのこと、あいさつや整理整頓の行き届いた清潔な職場づくりなど、目には見えない小さなことを一つひとつ積み重ねることが、お客様からの信頼につながると考えています。